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2026-03-20
#軽減税率 #受発注 #請求書 #COREC #freee #インボイス #食品卸

軽減税率8%と10%が混在する受発注、請求書作成が地獄になっていませんか?

食品と食品以外の商品を両方扱っている会社にとって、請求書の作成は本当に面倒です。

同じ取引先への1回の受注の中に、8%の商品と10%の商品が混在する。それをインボイスの要件に沿って、税率ごとに分けて請求書に記載する。

この作業を手でやっている会社は、毎月かなりの時間をこの転記に費やしているはずです。

軽減税率の基本ルール

2019年10月に導入された軽減税率。対象は2つだけです。

  • 食品(酒類を除く) → 8%
  • 定期購読契約の新聞(週2回以上発行) → 8%

これ以外は標準税率の10%。ルール自体はシンプルです。

でも「ルールがシンプル」と「運用がシンプル」は全く別の話です。

現場で起きている問題

1行ずつ税率を確認する地獄

たとえば、食品と包装資材を両方扱っている卸売業者。

取引先から1回の注文で「冷凍食品(8%)、紙コップ(10%)、使い捨て手袋(10%)、調味料(8%)、ポリ袋(10%)」が入ってくる。

COREC で受注したこのデータを freee の請求書に転記するとき、1行ずつ「これは食品だから8%」「これは資材だから10%」と確認しながら入力する必要があります。

5品目ならまだいい。30品目だったら? 50品目だったら?

微妙な判定が必要なケース

軽減税率の判定は、一見シンプルに見えて実は微妙なケースがあります。

  • みりん → 酒類なので10%
  • みりん風調味料 → 食品なので8%
  • ノンアルコールビール → 食品なので8%
  • 料理酒 → 酒類なので10%
  • 栄養ドリンク(医薬部外品) → 食品でないので10%
  • 特定保健用食品(トクホ) → 食品なので8%

こういった判定を、受注のたびに毎回やる。しかも間違えると修正の手間が発生します。

税率ごとの消費税額を分けて記載する

インボイス制度では、税率ごとに区分した消費税額の記載が必要です。

「消費税 合計5,000円」ではダメ。「8%対象 消費税 2,000円、10%対象 消費税 3,000円」と分けなければいけない。

手計算でこれをやると、検算も含めて時間がかかる。Excel で関数を組んでいる会社もありますが、そのExcel自体のメンテナンスも手間です。

間違えたときのリスク

税率を間違えて請求書を発行してしまうと、修正が面倒です。

取引先に修正した請求書を再送する。自社の会計にも修正を反映する。インボイスの控えも差し替える。1件のミスが複数の修正作業に波及します。

取引先から「前回の請求書、税率が間違ってますよ」と指摘されるのは、金額の問題以上に信頼の問題です。

対象業種:こんな会社が特に大変

税率混在の問題が深刻なのは、以下のような業種です。

食品+非食品を扱う総合卸

食品卸でも、食品だけを扱っているなら全部8%で済みます。問題は食品と包装資材、食品と調理器具など、8%と10%の商品を両方扱っている場合。商品点数が多いほど、税率判定の負担は大きくなります。

イベント運営会社

フードフェスやマルシェを運営する会社。食品の出店料と物販ブースの出店料を同じ注文フォームで受け付けている場合、税率が混在します。食品関連のレンタル機材(冷蔵庫、調理器具)は10%、仕入れる食材は8%。

飲食店で食材以外も発注するケース

飲食店の仕入れは食材(8%)が中心ですが、消耗品(10%)、衛生用品(10%)、事務用品(10%)も同じ業者に発注することがあります。食材だけなら全部8%で楽なのに、消耗品が混ざるだけで税率管理の手間が発生します。

商品マスタ × 自動連携で解決する

この問題の根本原因は「受注のたびに人間が税率を判定している」ことです。

逆に言えば、商品マスタに税率情報が正しく設定されていれば、判定は自動化できます。

COREC の商品マスタに税率を設定する

COREC では、注文フォームに登録する商品ごとに税率を設定できます。

  • 冷凍食品 → 8%
  • 紙コップ → 10%
  • 調味料 → 8%
  • ポリ袋 → 10%

最初に1回だけ正しく設定すれば、以降の受注データには税率情報が自動で含まれます。

Saturn が税率をそのまま引き継ぐ

Saturn は COREC の受注データを取得するとき、各商品の税率情報もそのまま取得します。

「冷凍食品 × 10個 × 500円 × 8%」「紙コップ × 5箱 × 800円 × 10%」。この情報がそっくりそのまま freee の請求書に反映されます。

人間が1行ずつ税率を確認する工程が、完全になくなります。

freee 側で税率ごとに自動計算

freee の請求書に反映されたデータは、freee の計算ロジンで税率ごとに自動集計されます。

  • 8%対象 小計: ○○円、消費税: ○○円
  • 10%対象 小計: ○○円、消費税: ○○円

インボイスの記載要件を満たした請求書が、手計算なしで完成します。

具体的な効果

税率判定にかかる時間がゼロに

商品マスタに正しく設定されていれば、受注のたびに判定する必要はありません。みりんか、みりん風調味料か。そんな判断を毎回する必要がなくなります。

転記ミスがゼロに

手入力をしないので、8%を10%と打ち間違える、ということが起きません。請求書の再発行も、取引先への謝罪も不要。

検算が不要に

手計算した消費税額を電卓で検算する。その作業がなくなります。freee が自動で計算するので、計算ミスの心配がありません。

月末の請求書作成が劇的に短縮

50件の受注を処理する場合、1件あたり5分の税率確認+転記が不要になれば、月250分(約4時間)の削減です。

まとめ

  • 軽減税率8%と10%の混在は、ルールはシンプルでも運用は大変
  • 1行ずつ税率を確認して転記する作業は、品目が増えるほど地獄になる
  • 間違えると修正コストと信頼リスクが発生する
  • 商品マスタに税率を正しく設定 + 自動連携で、税率判定と転記を自動化できる
  • 食品+非食品を扱う卸売業者、イベント運営会社、飲食店は特に効果が大きい

「受注するたびに、これは8%?10%?と確認するのが面倒」。そう感じているなら、手作業をやめる方法があります。

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