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2026-03-20
#COREC #注文フォーム #運用Tips #受発注 #freee連携

COREC の注文フォームを使いこなす5つのコツ

COREC の注文フォーム、作っただけで終わっていませんか。

注文フォームは COREC の中核機能です。取引先がブラウザから直接発注できるオンラインカタログ。FAX や電話の受注をゼロにできる可能性を持っている。

でも実際には「とりあえず作ったけど、なんとなく使っている」という状態の会社が多い。

久松農園は COREC 導入後、取引先の導入率100%を達成して、受注集計と帳票作成にかかっていた週5時間を10分に短縮しました。トライアングルは23店舗で使っていた FAX を全廃しました。

この差はどこから来るのか。答えはシンプルで、注文フォームの設定と運用にひと手間かけているかどうかです。

この記事では、COREC の注文フォームを実務で活かすための5つのコツを紹介します。

Tip 1:取引先別にフォームをカスタマイズする

COREC の注文フォームは、取引先ごとに分けて作れます。これを活用していない人が意外と多い。

「全取引先に同じフォームを1つだけ」で運用していると、こんな問題が起きます。

  • A社には卸価格で売りたいのに、B社にも同じ価格が見える
  • 特定の取引先にだけ扱っている商品がフォームに出てしまう
  • 取引先によって最低ロットが違うのに、一律の設定しかできない

COREC では注文フォームを複数作成して、フォームごとに商品ラインナップと単価を変えることができます。

やり方のポイント:

  • 取引先の規模や取引条件でグループ分けする(例:大口卸、小口卸、直販)
  • グループごとに注文フォームを作り、対応する商品と単価を設定する
  • 各取引先には、自分専用のフォーム URL だけを案内する

「A社専用フォーム」「B社専用フォーム」と個別に作るのが理想ですが、取引先が多い場合は「卸価格フォーム」「小売価格フォーム」のようにグループ単位で分けるだけでも十分です。

これだけで価格の出し間違いや誤発注のリスクが下がります。

Tip 2:商品画像を入れて誤発注を防ぐ

COREC の注文フォームには商品画像を登録できます。「テキストだけのほうがシンプルでいい」と思って画像を省略している人がいますが、これはもったいない。

商品名だけのリストだと、似た名前の商品を間違えて発注されるリスクがある。

  • 「オーガニックブレンド 200g」と「オーガニックブレンド 500g」
  • 「国産鶏もも肉 冷蔵」と「国産鶏もも肉 冷凍」
  • 「A4クリアファイル 透明」と「A4クリアファイル 乳白」

テキストだけだと取引先が迷う。迷うと間違える。間違えると返品・再発注のやり取りが発生して、お互いに時間を浪費する。

画像が1枚あるだけで、この確認コストがゼロになります。

運用のコツ:

  • 商品の外観が分かる写真を1枚ずつ登録する
  • 色やサイズのバリエーションがある商品は、違いが分かる写真を選ぶ
  • 商品管理画面から CSV 一括登録する場合も、後から画像を追加できる

注文フォームが「画像付きの BtoB カタログ」として機能するようになると、新規の取引先にフォーム URL を送るだけで商品紹介が完了します。営業ツールとしても使えるわけです。

Tip 3:CSV エクスポートを活用して会計ソフトに取り込む

COREC の受注データは CSV でエクスポートできます。このデータを会計ソフトに取り込めば、手入力を減らせます。

ただし、ここに落とし穴があります。

COREC の CSV のカラム構造と、freee や弥生の取込フォーマットは一致しません。そのまま取り込もうとするとエラーになる。間に Excel での加工ステップが必要です。

CSV 取込の現実的なフロー:

  1. COREC の管理画面から受注データを CSV エクスポート
  2. Excel で開いて、会計ソフトのインポート形式に合わせてカラムを並べ替え
  3. 取引先名を会計ソフト側のマスタに合わせて修正
  4. 税率の列を確認・修正
  5. 会計ソフトにインポート

月に数件の受注なら、これで運用できます。

問題は受注が増えたとき。週に10件、20件と受注が入ると、毎回の CSV 加工が地味に重い。カラムの並び替えは毎回同じ作業なのに手動でやっている。取引先の名寄せも毎回やり直し。

「CSV エクスポートがあるから大丈夫」と思っていたけど、実際には CSV を加工する時間がバカにならない。こういう声はよく聞きます。

この「CSV 加工の手間」を完全になくす方法については、Tip 5 で紹介します。

Tip 4:納品書・請求書の PDF 出力を活用する

COREC では受注データから納品書や請求書を PDF で出力できます。ビジネスプランの機能ですが、使いこなすと帳票作成の時間が大幅に減ります。

活用のポイント:

  • 受注が確定したら、その場で納品書 PDF を生成して出荷に添付する
  • 請求書もCORECから出力すれば、別のツールで作り直す必要がない
  • PDF のフォーマットは自社のロゴや情報をカスタマイズ可能

久松農園のケースでは、受注集計から帳票作成までの工程をCORECに一元化したことで、週5時間の作業が10分に短縮されました。注文フォームで受注→受注一覧で集計→納品書・請求書を PDF 出力。この流れがCOREC内で完結するのが大きい。

注意点として:

COREC の請求書はあくまで COREC の受注データに基づいたもの。会計ソフト側の売上計上や入金管理とは連動しません。「COREC で請求書を出したけど、freee にも同じ内容を入力しないといけない」という二重作業は残ります。

ここを解決するのが次の Tip 5 です。

Tip 5:受注データを会計ソフトに自動連携する

Tip 3 で CSV エクスポートの話をしました。Tip 4 で PDF 出力の話をしました。どちらも便利な機能ですが、共通の課題が残っています。

COREC と会計ソフトがつながっていない。

COREC で受注を管理して、freee で会計を管理する。この2つの間に自動の接続がないから、手作業が発生する。

競合の CO-NECT は freee との公式連携を実装しています。受注データを freee に自動登録できる。でも COREC にはそれがない。

だからといって「COREC をやめて CO-NECT に乗り換える」というのは、すでに COREC で取引先との運用が回っている場合、現実的ではありません。取引先に新しいシステムへの切り替えをお願いするコストが大きすぎる。

COREC はそのまま。間をつなぐツールを足す。

この発想で使えるのが、受発注データの自動連携ツールです。

やっていることはシンプルで:

  1. COREC の受注データを API で自動取得
  2. 取引先の名寄せ、明細の整形、税率の判定を自動処理
  3. freee に請求書として自動登録

人間がやるのは「内容を確認して送信する」だけ。

Saturn というツールでこの自動連携を実現できます。COREC の注文フォームで受注して、freee に請求書が自動で出来上がる。Tip 3 の CSV 加工も、Tip 4 の二重入力も、まとめて解消されます。

まとめ:注文フォームの先まで最適化する

5つの Tips を整理します。

Tip効果難易度
1. 取引先別フォーム価格ミス・誤発注の防止低(設定だけ)
2. 商品画像の登録確認コスト削減・カタログ化低(画像追加だけ)
3. CSV エクスポート手入力の削減中(加工作業あり)
4. PDF 出力帳票作成の効率化低(ビジネスプラン)
5. 会計ソフト自動連携転記作業の完全自動化低(ツール導入)

Tip 1〜4 は COREC の標準機能で今日からできます。まだやっていないものがあれば、すぐに試してみてください。

そして Tip 5。ここが「COREC を使いこなしている会社」と「なんとなく使っている会社」の一番大きな分かれ目です。

受発注のオンライン化は入口にすぎません。その先の会計処理まで含めて自動化できたとき、本当の業務効率化が実現します。

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