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2026-03-20
#COREC #freee #連携ツール #自動化 #受発注 #会計ソフト

COREC ユーザーが freee と一緒に使うべき自動化ツールまとめ

COREC を導入して、受発注はオンライン化できた。

でも「その先」がつながっていない。

受注データを会計ソフトに手で打ち直す。納品書の情報を請求書に転記する。FAX で送った発注書の内容を Excel に入力する。

COREC 単体で解決できる範囲は広いけれど、業務フロー全体で見ると、前後の工程に手作業が残っている。ここを埋めるのが「連携ツール」の役割です。

この記事では、COREC が公式に連携しているサービスの一覧と、公式連携ではカバーされていない「会計ソフトとの接続」を自動化する方法を整理します。

COREC の公式連携サービス一覧

COREC は受発注に特化したサービスですが、周辺業務をカバーするために複数の外部サービスと連携しています。公式の連携先は以下のとおりです。

決済系

Paid(BtoB 後払い決済)

受注 CSV を Paid に取り込むことで、与信審査・請求書発行・入金管理を一括で委託できます。掛け売りのリスクをなくしたい事業者向け。COREC で受注して、Paid で回収するという流れです。

MF KESSAI(マネーフォワード決済)

Paid と同じく BtoB 後払い決済サービス。COREC の受注データを MF KESSAI に取り込んで、請求から入金確認までを自動化できます。2019年に連携を開始しました。

EC・POS 系

Square POS

Square の商品データを COREC に連携できます。店頭販売と BtoB 受注で同じ商品マスタを使いたい場合に便利。Square POS レジを導入している飲食店や小売店が、卸販売の受注管理に COREC を使うパターンです。

ネクストエンジン

EC 一元管理ツール。COREC の受注 CSV をネクストエンジンに一括取込できます。自社 EC と BtoB 受注を一つの管理画面でまとめたい場合に使います。

Yahoo! ショッピング

Yahoo! ショッピングの注文データを COREC に取り込んで、発注書を作成できます。Yahoo! ショッピングの出店者が仕入先への発注を COREC で管理するケースです。

卸・仕入れ系

SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)

ラクーンコマース(COREC の運営元)が手がける BtoB 卸仕入れサイト。商品マスタの連携により、SUPER DELIVERY の商品を COREC の注文フォームにそのまま展開できます。同じグループのサービスなので連携がスムーズです。

Airマーケット(リクルート)

Airレジと連携した仕入れサービス。飲食店が Airレジの売上データをもとに仕入れ判断をして、COREC で発注するという流れを想定しています。

インフラ系

TransFax(クラウド FAX)

COREC で作成した発注書を、取引先が COREC を使っていなくてもクラウド FAX で送信できます。「うちの取引先は FAX しか受け付けない」という問題を解決するための連携です。

一覧にして見えてくる「空白地帯」

ここまで8つの連携サービスを紹介しました。決済、EC、卸、FAX と一通りカバーされています。

ただ、ひとつ目立つ穴があります。

会計ソフトとの直接連携がない。

freee、弥生会計、マネーフォワードクラウド。中小企業の会計ソフトで大きなシェアを持つ3サービスのいずれとも、COREC は直接つながっていません。

COREC で受注を管理して、freee で請求・会計を管理する。この組み合わせを使っている会社は相当数いるはずです。COREC の導入社数は85,000社超。freee は中小企業の会計ソフトでシェア No.1。重なりがないわけがない。

なのに、受注データを会計ソフトに流す公式な手段がない。

できるのは「CSV エクスポート → 手作業で整形 → 会計ソフトにインポート」という半手動のフローだけ。CSV のカラム構造が freee と合わないので、Excel で加工するステップが入る。これを毎月やっている。

競合の CO-NECT は freee 連携を実装している

ここで気になるのが競合の動きです。

CO-NECT(コネクト)という受発注サービスは、freee との公式連携を実装しています。freee アプリストアに CO-NECT が登録されていて、受注データをワンクリックで freee 会計に取引として登録できる。

CO-NECT の場合:

  • 受注データ → freee に自動登録
  • 取引先の紐づけも自動
  • 仕訳の入力が不要

COREC の場合:

  • 受注データ → CSV エクスポート → 手動整形 → freee にインポート
  • 取引先の照合は手作業
  • 仕訳も手入力

同じ「クラウド受発注」というカテゴリのサービスなのに、会計ソフトとの接続に明確な差がある。COREC は受発注の使いやすさでは評価が高いけれど、「その先」の業務フローまで含めると、ここがボトルネックになっています。

会計ソフト連携の選択肢

では、COREC ユーザーが freee や弥生と連携するにはどうすればいいか。現時点の選択肢は3つです。

選択肢1:CSV エクスポート → 手動インポート

一番オーソドックスな方法。COREC から受注データを CSV でエクスポートして、会計ソフトのインポート形式に合わせて Excel で加工して、取り込む。

メリット:追加コストゼロ。 デメリット:毎回の手作業が発生する。CSV のカラム構造が合わないので整形が必要。取引先の名寄せも手動。

月に数件しか受注がないなら、これで十分です。

選択肢2:Zapier / Make で API 連携を自作

ノーコードの連携ツールを使って、COREC と freee を自分でつなぐ方法。

メリット:柔軟にカスタマイズできる。 デメリット:COREC は Zapier / Make との公式連携がないので、Webhook や CSV を経由する間接的な連携になる。設定と保守に技術的な知識が必要。エラー時の対応も自分で。

IT リテラシーが高い担当者がいれば選択肢になりますが、多くの中小企業では現実的ではありません。

選択肢3:専用の連携ツールを使う

COREC と freee の間を埋めることに特化したツールを使う方法。

COREC の受注データを自動で取得して、取引先の名寄せ、明細の転記、税率の判定、日付の変換を自動化して、freee に請求書として登録する。人間がやることは「確認して送信する」だけ。

Saturn はこの「選択肢3」にあたるツールです。COREC の API と freee の API を橋渡しして、転記作業を自動化します。

連携ツールを選ぶときのチェックポイント

COREC と会計ソフトの連携を検討するなら、以下の3点を確認してください。

1. 名寄せの精度

COREC の注文者名と freee の取引先名が一致しないケースは多い。「株式会社ABC」「(株)ABC」「ABC」を同一取引先として認識できるか。初回だけ確認すれば、2回目以降は自動でマッチングしてくれるか。

2. 明細の一括転記

1注文に数十行の明細がある場合、1行ずつ手入力は現実的ではない。明細を丸ごと一括で転記できるか。

3. 税率の自動判定

軽減税率8%と標準税率10%の混在。COREC 側の設定をそのまま引き継いで、freee の勘定科目に正しくマッピングできるか。

この3つが自動化されるだけで、転記にかかる時間は劇的に変わります。ある企業では週5時間の転記作業が10分に短縮されました。

まとめ:COREC の連携を最大限に活かす

COREC の連携サービスを改めて整理すると、こうなります。

カテゴリ連携先用途
決済Paid、MF KESSAI掛け売り・請求代行
EC・POSSquare POS、ネクストエンジン、Yahoo! ショッピング商品マスタ共有・受注一元管理
卸・仕入れSUPER DELIVERY、Airマーケット仕入れ先との連携
インフラTransFaxFAX 送信
会計ソフト公式連携なしCSV 手動 or 外部ツール

受発注の前後の工程は充実している。でも「受注 → 会計」の接続だけが手作業のまま。

COREC を導入して受発注を効率化したのに、その先の転記で毎月何時間も消耗している。それなら、最後のピースを埋めるツールを使う価値はあるはずです。

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