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2026-03-20
#導入事例 #COREC #マルチアカウント #一括管理 #freee連携

マルチアカウント対応:イベントごとにCORECを使い分けている企業の運用例

COREC のアカウントが1つだけなら、話は簡単です。

でも現実には、アカウントを複数持っている会社が少なくない。イベントごと、ブランドごと、店舗ごと。目的に応じてアカウントを分けて運用している。

そうなると、受注の確認も freee への転記も、アカウントの数だけ作業が増えます。

この記事では、複数の COREC アカウントを使い分けている企業がどう運用しているか、具体的な事例をもとに解説します。

アカウントを分ける理由

COREC のアカウントを複数持つ理由は大きく3つあります。

イベントごとに分ける

フードフェスやマルシェ、展示会。イベントを主催する企業は、イベントごとに COREC のアカウントを分けることがあります。

理由はシンプルで、注文フォームの内容がイベントによって全然違うから。夏フェスではビールサーバーや大型冷蔵庫のレンタルが主力だけど、秋の味覚市では調理器具や陳列台が中心。フォームに並ぶ商品が異なるので、アカウントごと分けたほうが管理しやすい。

ブランドごとに分ける

複数のブランドを展開している会社が、ブランドごとにアカウントを分けるケース。

アパレルで「カジュアルライン」と「フォーマルライン」を持っている場合、取引先も商品構成も違う。1つのアカウントに混ぜると管理が煩雑になるので、ブランド単位で分ける。

店舗・拠点ごとに分ける

多店舗展開している飲食店や小売店が、店舗ごとにアカウントを分けるケース。

本店と支店で仕入れ先が違ったり、店舗独自の仕入れがあったり。各店舗に発注の裁量を持たせるために、アカウントを独立させている。

アカウントが増えるほど転記は地獄になる

アカウントが2つなら、まだなんとかなります。

3つになると面倒になる。5つになると地獄です。

転記の流れを想像してください。

  1. フェスAの COREC にログインする
  2. 受注を確認する
  3. freee に転記する
  4. フェスAの COREC からログアウトする
  5. フェスBの COREC にログインする
  6. 受注を確認する
  7. freee に転記する
  8. フェスBの COREC からログアウトする
  9. フェスCの COREC にログインする
  10. …繰り返し

ログイン→確認→転記→ログアウト。これをアカウントの数だけ繰り返す。

しかも、freee 側は1つの事業所です。複数のアカウントから集まった受注データを、1つの freee に正しく入力する。どのアカウントのどの受注が、freee 上のどの取引先に対応するのか。頭の中で常にコンテキストを切り替えながら作業する。

アカウントが増えれば増えるほど、転記の時間は線形に伸びるし、ミスの確率も上がります。

Saturn でどう解決するか

Saturn は、複数の COREC アカウントをまとめて管理できます。

設定画面で複数アカウントを登録

Saturn の設定画面から、COREC アカウントを何個でも追加できます。追加の手順は最初のアカウントと同じで、OAuth 認証で連携するだけ。

アカウントA、アカウントB、アカウントC。それぞれを Saturn に接続すると、全てのアカウントの受注データに Saturn からアクセスできるようになります。

ログインし直す必要はありません。

行追加パネルでアカウントを選択

受注データを取り込むとき、どの COREC アカウントから取り込むかを選べます。

「今回はフェスAの受注だけ取り込みたい」→ フェスAのアカウントを選択して取り込み。 「全アカウントの受注をまとめて見たい」→ 全アカウントから取り込み。

取り込んだ受注データは、1つのテーブルに並びます。どのアカウントから取り込んだデータかは識別できるので、混乱することはありません。

1つのテーブルで一覧管理

全アカウントの受注データが1つのテーブルに集約されます。

フェスAの受注、フェスBの受注、フェスCの受注。全てが同じ画面で確認できる。アカウントをまたいで「今週の受注は合計何件か」「未請求の受注はどれか」をすぐに把握できます。

もちろん、フィルタリングもできます。特定のアカウントの受注だけ表示したいとき、特定の取引先の受注だけ表示したいとき。テーブルのフィルタ機能で絞り込むだけです。

freee への請求書生成はアカウントに関係なく一括処理

ここが一番の効率化ポイントです。

freee の請求書を生成するとき、元の COREC アカウントがどれかは関係ありません。テーブルに並んでいる受注データを選択して、請求書を一括生成する。フェスAの受注もフェスBの受注も、まとめて処理できます。

取引先の名寄せも、アカウントをまたいで統一されています。フェスAで「株式会社○○」として注文した取引先と、フェスBで「(株)○○」として注文した取引先が同じ会社なら、freee 上の同じ取引先に紐づきます。

実例:フードフェス運営会社の場合

ある全国規模のフードフェス運営会社の事例を紹介します。

この会社はイベントごとに COREC のアカウントを分けていました。同時進行するフェスが3〜5つ。それぞれのアカウントに、出店者からの注文が入ります。

1つのフォームに登録される商品数は最大82。出店料、備品レンタル、オプション費用と、請求の種類も複数。

マルチアカウント対応前の運用はこうでした。

  • 毎朝、各アカウントにログインして新しい受注がないか確認
  • 受注があればスプレッドシートに転記(どのフェスの受注か分かるように色分け)
  • スプレッドシートから freee に入力
  • 週末にまとめて請求書を発行

3〜5アカウント × 確認→転記→入力。これだけで週5時間以上かかっていました。

マルチアカウント対応後はこうなりました。

  • Saturn で全アカウントの受注を一括取り込み(2分)
  • テーブルで内容を確認(3分)
  • freee の請求書を一括生成→確認→送信(5分)

合計10分。スプレッドシートへの中間転記もなくなりました。

こんな運用もできる

マルチアカウント対応の使い方は、イベント運営に限りません。

ブランド別の売上管理

ブランドAとブランドBの受注を1つのテーブルで並べて見られるので、ブランド間の売上比較がしやすくなります。どちらのブランドに注文が集中しているか、どの取引先がどちらのブランドを多く仕入れているか。テーブルをフィルタするだけで分かります。

店舗間の発注パターン比較

複数の店舗で COREC を使っている場合、店舗ごとの発注傾向を比較できます。本店と支店で仕入れ品目にどれだけ差があるか。特定の商品を全店舗がまんべんなく発注しているか、特定の店舗に偏っているか。

繁忙期の一括処理

年末やイベントシーズンなど、受注が集中する時期。複数アカウントの受注を一気に取り込んで、一気に請求書を生成する。アカウントを1つずつ確認して回る必要がないので、繁忙期ほど効率化の恩恵が大きくなります。

まとめ

  • 複数の COREC アカウントを使い分けている企業は、アカウントの数だけ転記作業が増える
  • Saturn はマルチアカウントに対応。設定画面でアカウントを追加するだけ
  • 全アカウントの受注を1つのテーブルで一覧管理
  • freee への請求書生成はアカウントに関係なく一括処理
  • アカウントが多いほど、効率化の幅は大きくなる

「アカウントが3つ以上ある」「ログインの切り替えが面倒すぎる」。そう感じている方は、マルチアカウント対応だけでも導入する価値があると思います。

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