myBridge・CamCardの名刺から、展示会フォローメールを自動生成する方法
「展示会フォローの自動化、いいですね。でもうちは Eight じゃないんです」
Saturn v1.3 で Eight からの名刺取り込み → AI メール生成 → Gmail 送信を実装したとき、一番多かったフィードバックがこれだった。
名刺管理アプリは会社によって違う。Eight がデファクトかと思いきや、myBridge を使っている人も多い。海外拠点がある会社は CamCard だったりする。
入口が 1 つしかないと、ツールの恩恵を受けられる人が限られる。
myBridge・CamCard に対応
Saturn v1.4 で、名刺の取り込み元として myBridge と CamCard を追加した。
使い方は Eight のときと全く同じだ。
- myBridge(または CamCard)を接続する
- 「名刺を取り込む」ボタンを押す
- 名刺データがテーブルに流れ込む
氏名、会社名、部署、役職、メールアドレス、電話番号。名刺の画像まで。
どのアプリから取り込んでも、テーブル上の列構造は同じ。つまり、そこから先のワークフロー(商談メモ入力 → AI がメール文面を生成 → Gmail で送信)は、取り込み元に関係なく同じ操作で完結する。
なぜ名刺アプリが複数あるのか
日本の名刺管理アプリ市場は、大きく 3 つに分かれている。
Eight(Sansan グループ)
国内最大手。個人向け無料プランがあるため、営業担当者が個人で使っていることが多い。会社として Sansan を契約していなくても、Eight で名刺を管理しているケースは多い。
myBridge(LINE / Naver 系)
LINE との連携が強み。スマホで名刺を撮影すると OCR でデータ化される。LINE のアドレス帳と連携できるため、プライベートと仕事の連絡先を一元管理したい人に選ばれている。
CamCard
グローバルで使われている名刺管理アプリ。海外の取引先が多い会社、海外拠点がある会社で採用されていることが多い。多言語の名刺に対する OCR 精度が高い。
どのアプリを使っているかは、会社の方針や個人の好みで決まる。「展示会フォローを自動化したい」というニーズは同じなのに、使っている名刺アプリが違うだけで自動化できない、というのは理不尽だ。
テーブルの上では全部同じ
Saturn のテーブルは、名刺データの「入口」を抽象化する。
Eight から取り込んでも、myBridge から取り込んでも、CamCard から取り込んでも、テーブルの列は同じ。
| 列名 | Eight | myBridge | CamCard |
|---|---|---|---|
| 氏名 | ✅ | ✅ | ✅ |
| 会社名 | ✅ | ✅ | ✅ |
| 部署 | ✅ | ✅ | ✅ |
| 役職 | ✅ | ✅ | ✅ |
| メールアドレス | ✅ | ✅ | ✅ |
| 電話番号 | ✅ | ✅ | ✅ |
| 名刺画像 | ✅ | ✅ | ✅ |
データがテーブルに入った瞬間、「どのアプリから来たか」は関係なくなる。AI はテーブルの行データだけを見てメールを生成する。
ワークフロー全体
名刺(Eight / myBridge / CamCard)
↓ ワンクリックで取り込み
テーブルに名刺データが入る
↓ 商談メモを入力(ユーザーがやること)
AI がメール文面を自動生成
↓ 確認・修正
Gmail に下書き作成 → 送信
ユーザーがやることは「商談メモを書く」と「メールを確認して送る」だけ。名刺アプリが何であっても、この手順は変わらない。
50 枚の名刺、2 時間で全件フォロー
展示会で 50 枚名刺を交換したとする。
手作業: 名刺入力 3 時間 + メール作成 5 時間 + 見積書作成 4 時間 = 約 12 時間(2 日) Saturn: 名刺取り込み 1 分 + 商談メモ 50 分 + 確認・送信 30 分 = 約 1.5 時間
2 日かかっていた作業が、帰りの新幹線で終わる。翌朝、相手のメールボックスには、昨日の会話を踏まえたパーソナライズされたメールが届いている。
どういう会社に向いているか
- 展示会後のフォローに 2 日以上かかっている
- 名刺管理に myBridge または CamCard を使っている
- Eight ではなく別のアプリを使っているが、フォロー自動化をしたかった
- 海外の展示会にも出展していて、多言語の名刺がある(CamCard)
- チームメンバーが異なる名刺アプリを使っている
まとめ
名刺アプリは道具にすぎない。本質は「展示会で出会った人に、できるだけ早く、できるだけパーソナライズされた連絡をする」ことだ。
使っている名刺アプリが Eight でも myBridge でも CamCard でも、テーブルに入れてしまえば同じ。あとは AI がやる。
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