会社の問い合わせフォームから通知メールが届く。Gmail の受信トレイに、他のメールと混ざって。
メールを開いて、内容を読んで、「これは製品の問い合わせだ」と判断して、Zoho CRM を開いて、会社名・氏名・メールアドレス・問い合わせ内容をコピペする。リードとして登録して、担当者をアサインする。
1 件 5 分。1 日 20 件なら 100 分。
毎日これをやっていると、対応が遅れる件が出てくる。金曜の夕方に届いた問い合わせが、月曜の朝まで放置される。その間に見込み客は競合に流れていく。
問い合わせ対応が遅れる 3 つの原因
① メールの山に埋もれる
問い合わせメールは、ニュースレター、社内連絡、営業メールと同じ受信トレイに届く。見落とす。
② 手作業の転記が面倒
メール本文から会社名・氏名・用件を読み取り、CRM のフォームに 1 件ずつ入力する。コピペの往復だけで 1 件 3〜5 分かかる。面倒なので後回しにする。
③ 分類・優先順位づけが属人化
「このメールは見積依頼」「このメールはサポート」「このメールは営業」。分類の判断が人によって違う。担当者が休むと対応が止まる。
AI で解決する
Saturn v1.4 では、2 つの問い合わせ管理テンプレートを追加した。
📋 問い合わせ管理(Gmail→テーブル)
Gmail の問い合わせ通知を取り込み、AI が自動で構造化する。
- 会社名、氏名、メールアドレス、電話番号を自動抽出
- 問い合わせ内容を要約
- カテゴリを自動分類(製品問い合わせ / 見積依頼 / サポート / その他)
- 対応状況をテーブルで一覧管理
CRM を使っていない会社でも、テーブルだけで問い合わせ管理ができる。
🏢 問い合わせ管理(Gmail→Zoho CRM)
上記に加えて、Zoho CRM へのリード自動転記がつく。
- Gmail の通知を AI が構造化 → テーブルに入る
- テーブルの行データをワンクリックで Zoho CRM にリード登録
- 返信メールも AI が生成 → Gmail から送信
問い合わせの受信から、CRM 登録、返信メールの送信まで、1 枚のテーブルで完結する。
ワークフロー
問い合わせフォーム
↓ メール通知
Gmail
↓ ワンクリックで取り込み
テーブル(AI が自動構造化・分類)
↓ 確認
Zoho CRM にリード登録
↓
AI が返信メール生成 → Gmail で送信
ユーザーがやることは「内容を確認する」「送信する」だけ。AI が構造化・分類・文面生成を全部やる。
手作業との比較
問い合わせ 1 件あたり:
| 工程 | 手作業 | Saturn |
|---|---|---|
| メール内容の読解・転記 | 3 分 | 0 分(AI が自動抽出) |
| CRM への入力 | 2 分 | ワンクリック |
| カテゴリ分類 | 1 分 | 0 分(AI が自動判定) |
| 返信メール作成 | 5 分 | 確認のみ(1 分) |
| 合計 | 11 分 | 約 2 分 |
1 日 20 件で、220 分 → 40 分。月 20 営業日で、73 時間 → 13 時間。
なぜ Zoho CRM か
CRM 市場には Salesforce、HubSpot、kintone など多数の選択肢がある。Saturn が最初に Zoho CRM を選んだ理由:
- 中小企業での導入率が高い: Zoho CRM は無料プランがあり、中小企業で広く使われている
- API が充実: リードの作成・更新が REST API で簡単に行える
- ユーザーからの要望: 「Zoho CRM に手入力しているのを自動化したい」という声が複数あった
Salesforce、HubSpot、kintone の対応も順次進めていく。
どういう会社に向いているか
- 問い合わせフォームの通知を Gmail で受けている
- 問い合わせ内容を CRM に手入力している
- 対応漏れや対応遅れが発生している
- 問い合わせの分類が属人化している
- Zoho CRM を使っている(または導入を検討している)
まとめ
問い合わせメールの処理は、典型的な「人間がやるべきでない作業」だ。メールを読む、情報を抽出する、CRM に入力する、返信を書く。全工程が AI で自動化できる。
人間がやるべきなのは、AI が構造化した内容を確認して、「これでいい」と判断することだけだ。
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