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2026-02-22
#COREC #freee #受発注 #連携

CORECの受注データをfreeeに自動転記する方法


COREC で受注して、freee で請求書を作る。この 2 つのサービスを使っている事業者は意外と多い。

問題は、2 つの間に橋がないことだ。

COREC の受注管理画面を開いて、取引先名を確認する。受注金額を確認する。品目を確認する。freee の画面を開いて、取引先を選ぶ。品目を入力する。金額を入力する。税率を指定する。保存する。

受注が 10 件あれば、10 回この手作業を繰り返す。COREC と freee の画面を行ったり来たりしながら、数字を目で読んで手で打つ。転記ミスがあれば、請求金額が間違う。

この「COREC→freee」の転記作業を、自動化したい。


なぜ公式の連携がないのか

freee には API 連携できるサービスが多数ある。でも COREC との公式連携は存在しない。

COREC は SMB 向けの受発注サービスで、ユーザー規模が freee ほど大きくない。freee 側から見て、連携の優先度が高くないのだろう。COREC 側にも API は提供されているが、freee との直接連携は実装されていない。

結果として、COREC ユーザーは手動転記を続けるか、自前で API 連携のコードを書くかの 2 択になる。


方法 1: CSV エクスポート →freee インポート

COREC から受注データを CSV でエクスポートして、freee にインポートする。最もローテクなやり方だ。

一応動くが、そのままでは使えない。COREC の CSV フォーマットと freee のインポートフォーマットは違う。列の順番、ヘッダの名称、日付の書式、税率の扱い。CSV を開いて、freee が受け付ける形式に手で整形する工程が入る。

月に 10 件程度なら我慢できる。50 件、100 件になると、整形作業だけで 30 分以上かかる。


方法 2: GAS で API を叩く

COREC の API で受注データを取得して、freee の API で請求書を作成する。GAS や Python で自動化パイプラインを組む。

技術的にはできる。ただ、両方の API の OAuth 認証、トークン管理、エラーハンドリング、レート制限の考慮。このパイプラインを構築して保守できるエンジニアが社内にいるなら、やる価値はある。いないなら、作った瞬間から負債になる。


方法 3: Saturn でつなぐ

Saturn は、COREC と freee の間にテーブルを置く。

① COREC から受注データを取り込む

Saturn の COREC ソースを使って、受注データをテーブルに取り込む。取引先名、品目、数量、単価、合計金額、受注日。COREC の画面に表示されている情報が、そのままテーブルの行になる。

② テーブル上で確認・修正する

取り込まれた受注データは、テーブル上で Excel と同じ感覚で確認できる。金額の修正、品目名の調整、備考の追加。必要な編集はここでやる。

③ freee に請求書を一括作成する

アクション列を追加して、freee の請求書作成アクションを実行する。テーブルの各行が、freee 上の請求書になる。取引先名、品目、金額、税率。全部テーブルのデータがそのまま入る。

COREC の画面と freee の画面を行き来する必要がない。数字を目で読んで手で打つ必要もない。テーブルで確認して、ボタンを押すだけだ。


このフローの本当の価値

COREC→freee 連携は、Saturn の入口にすぎない。

テーブルに COREC のデータが並んだ瞬間、列を追加するだけで他のアクションが使える。

  • freee に請求書を作成する(アクション列)
  • AI で取引先の企業情報を調べる(エンリッチ列)
  • 全銀フォーマットで振込ファイルを出力する(アクション列)

COREC 連携も、freee 連携も、全銀出力も、AI 企業情報も。全部が同じテーブルの列として存在する。新しいソースやアクションが追加されれば、既存のテーブルからそのまま使える。

これが Saturn の「N+M 構造」だ。ソースが N 個、アクションが M 個あるとき、接続数は N×M ではなく、N+M。テーブルが中間データ層として機能する。1 つの連携を追加するたびに、すべての既存機能と組み合わせられる。


まとめ

COREC の受注データを freee に転記する方法は 3 つ。

CSV 経由は手整形が面倒。API 連携はエンジニアが必要。Saturn はテーブルに取り込んでボタンを押すだけ。

COREC と freee の間を往復する毎日は、もう終わりにしよう。


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